BLOG興味・関心・日々の出来事

動画配信など

  • 2020年09月18日UP(アメリカ暮らし)

  • 2014年に弦楽四重奏で参加した姫神上海公演の動画が関係者の対談とともに公開されています。









    この「空の遠くの白い火」はヴァイオリンソロとシンセサイザーのコラボレーション版になっていて、対談でもお話ししたのですが平均律、それも一度チューニングしたらそのまま変わることはないシンセサイザーと普段はハーモニーなどから耳で音程を取りしばしば調弦もしないといけない楽器ヴァイオリンのアンサンブルはとてもスリリングでした!でも姫神の星さんが一緒にやろうとオープンでいてくださったおかげで私もそのときのベストは尽くせたと思います。今見ると色々思うことはありますけれど。。。楽しい裏話など盛り沢山の対談と合わせてぜひご覧ください。





    対談はこちら。(26分40秒あたりから)





    https://www.facebook.com/himekami.jp/videos/328851158358739



    ⭐︎随時オンラインヴァイオリン教室のレッスン生を募集しています!⭐︎
    どんな小さなことでも結構です、お問い合わせ・ご相談はお気軽に inoueshizuka@gmail.com までどうぞ。

8月に入りました

  • 2020年08月17日UP(アメリカ暮らし)





  • 今年はマルボロにも行かず(行けず)ずっとフィラデルフィアで過ごしています。





    本当だったらこの日曜日が最後のコンサート。レオン・フライシャーさんの指揮でベートーヴェンの演奏に参加しているはずでしたが、そのフライシャーさんも先日お亡くなりになり、、、当たり前ですがすべてのことは変化するということを改めて思います。





    この自粛生活の中で色々考える事がありました。皆さんの思いがTwitterなどで簡単に読めるこの時代、刺激を受けたり私はどう考えるのだろうなどとつらつら思考を巡らせたり。本当に様々な意見を目にしましたが、結局のところは今を大事にして出来ることをひとつずつやっていく、周りの人を存在もその人の考えも大事にするという事でいいかな、と。





    こちらでもお友達関係が豊かになりつつあり、渡米して4年経ってようやくという感じです。子供の存在もありがたいし、夫の存在もありがたい。日本の両親家族と簡単に会えないコロナ時代になってしまいましたが、いつかは明けると信じて。みんなが健康でありますように。


海を渡って届いた本

  • 2020年07月24日UP(徒然)





  • 恩師が「静香ちゃんに読ませたい本があるから、書籍扱いなら送れるみたいだから」と6月頭に送ってくださいました。封筒に貼られた沢山の切手や本の帯の隙間にピンクの付箋が挟まっているところに先生の存在と、本当に忙しい毎日の合間にこの本を手に取って読んでいらしたことを感じます。いつだって日本から届く荷物は海を渡ってくるのですが、この時期はるばる時間をかけて手元に届いたことに心が震えました。いつもEMSで荷物を送ってくれる両親にも改めて感謝。本当にありがたいことですね。


チラシ

  • 2020年07月16日UP(MUSIC)






  • こんなチラシと名刺を作ってみました(名刺はあまり見えませんが)。これをみたヴァイオリニストの友人が「静ちゃんにヴァイオリン習えるなんて、本当に贅沢なことです。弟子の子供たちが羨ましい!音楽する喜びを伝えてあげてほしい。」とコメントをくれました。心が震えるように嬉しかった。。。私の伝えたい事はまさにそれ。音楽する喜びを伝えたい!!





    (追記です・7/21/2020) すでにいくつかお問い合わせをいただきました。ありがとうございます、とても嬉しいです。大人サイズもお子様サイズも、楽器はリースが可能です。お近くの楽器店をご紹介します。小さい頃はどんどんサイズが変わるので楽器はリースがお手軽かなと思います。保険も付いているので安心です。


川遊び

  • 2020年07月09日UP(徒然)

  • ブラウントラウトと小さな魚が釣れました!




    最近どんどん暑くなって来ているフィラデルフィアです。避暑と遊びを兼ねて、車で5分ほど行ったところに川遊びができる場所がありよく訪れています。夫が行けるときは必ず釣りをするので、釣れた魚に子どもは大興奮!





    やはりこのご時世、人が多いかどうか気になるところですが、午前中の早い時間帯に行けば犬の散歩をしたり走っている人が主なので空いています。私はキャンプ用の椅子を持ち込んで木洩れ陽で読書。贅沢!!





    フィラデルフィアは今年、spotted lanternflyという黒地に白い点々がある虫が大量発生しており、いわゆる害虫なので人々は庭の木に捕獲装置を自作したりしています。人間に害がある訳ではなく農産物(フルーツなど)の木に害があるそうです。害はないとはいえ、見た目が気持ち悪いし木を見上げると絶対にいる!しかもだんだん大きくなって、しかも第二形態は黒地だったところが赤くなって足もなんだか長いしジャンプ力は半端じゃないしテケテケ歩くしでまあ本当に気持ち悪いです。(追記・7/21/2020 この虫は今年初めて大発生した訳ではなく何年か前にアジアからアメリカに入ってきて、その後大量に出てくるようになったようです。)





    川遊びしていても、お友達のお家の庭でゆっくりしていても必ず目にするこの虫。。しかも落ちてくる!(虫嫌いな方ごめんなさい。)私は虫の類は平気なのでまだいいのですが、それでも量が多いと嫌なものです。





    自然が近い、ということは嫌な虫とも近いということなのでしょうね。毎日のように家にいてエネルギー発散ができないので、出かけられる日は母なる自然にお世話になっています。


久しぶりにレッスンに出かけました。

  • 2020年07月03日UP(MUSIC)

  • こちらで生徒さんができました。こんなご時世…、だからこそ沢山ある時間で習ってみたいと仰るお子さんとお母様のお二人です。





    お子さんはヴァイオリンは初めて、お母様は以前少し習ったことがあるということでしたが、それぞれ初回のレッスンでは弓の持ち方を重点的に。やはり弓の持ち方は本を見たり自己流でやってみるより初めから習った方が上達がはやく確実です。





    来週また聴かせてもらうのが本当に楽しみ!





    〜対面でもオンラインでもレッスン受講生を募集しています〜










    時間の長さは応相談、レッスン料の目安は長さや内容によって変わりますが初心者の方で1時間70ドルいただいています。日本の方もオンラインレッスンできますので(時差があるので時間が限られますが)どうぞお気軽にご相談くださいね。






音楽の喜び、そして無伴奏

  • 2019年10月18日UP(徒然)

  • こんにちは。ブログの放置が想像以上に長くなっていて気にかかっていたのをやっとこさチェックしましたらこんなことを書いていたようです。





    子どもが生後2カ月の時にブルッフのスコットランド幻想曲を弾く機会があったのは、復帰という言葉で頭がいっぱいだった自分にとって気持ちの上ですごくありがたかったです。子どもがお腹にいるときから、そして生まれてからは抱っこ紐使ったりおんぶしながらなんとかやり遂げる!という気持ちで取り組んでいました。





    その後は演奏の機会はあるものの、両手首の腱鞘炎が長く続いていたり(何をするにも痛かった。先輩にはいつのまにか無くなるから大丈夫よーと言われたりしたけれど弓のコントロールが効かない絶望感。。。先の見えない不安しかありませんでした。本当にいつのまにか無くなったのですが。)自分自身の調子が上がらずずにいました。アメリカにはその頃友だちも周りにおらず、英語も心許ないし、車も乗れない→行動範囲がうちの周りのみ。孤立感。。。わーお、ネガティヴ。。。





    新潟のクラシック愛好家の集まりでの演奏が年一回のペースで始まったのはそんな中の2017年末でしたが、久しぶりのピアニストとの共演(新潟在住の品田真彦さん)が叶い心の底から感動しました。誰かと思いっきり音楽する喜び!!それは今まで感じたことのないものでした。





    と、以前書いたのはここまで。繋げて書いてみます。





    その新潟での個人的な音楽会、その後も続いております。2回目はピアニスト品田さんにソナタの世界に取り組みましょうとお願いしてドビュッシー、ヒンデミット、ベートーヴェン、ブラームスと大きなプログラムを組みました。3回目は無伴奏。発起人の1人である中村さんが地元紙のインタビューを受けてくださったことで多くの方にいらしていただきました。そこにいらしてくださった昔からの音楽の先輩がご自分の地元でも是非、とお話くださりその2週間後に実現しました。この会では毎回音楽をやっている喜びを私自身が味わいます。





    そうそう、今回無伴奏ヴァイオリン作品に取り組んでみて、改めてその世界の拡がりに目を瞠りました、ああ、これからやっていきたいのはこれだなぁと。ヴァイオリン一本と私。何処へでも参上いたします。


春が来た!

  • 2019年05月02日UP(徒然)

  • 寒さに心折れそうになっていましたが、ここフィラデルフィアにも春がやってきました。





    道路に面している窓から見えるお向かいのお家の広い庭。あれれ?と思ううちにポツポツ緑の部分が増えだし、次に雑草の黄色い花が目に鮮やかに入りだします。モクレンの蕾がふくらんで、ほころび出すのを日々愛でているとあっという間に気温が上がり白やピンクのモクレンがもこもこと出現。枝垂れ桜もピンクのレースのようになって公園の行き帰りの車から見える景色も彩り豊かに。





    冬の間も春に向けて準備が行われていたと考えると目には見えない物事の大切さをしみじみ思います。





    結果で判断してしまいがちなこの世界ですが、結果というのは点でありそこに至るまでのバッググラウンドや日々の当たり前な、何気ないことの繋がりこそが掛け値無しの宝物だということも忘れたくないですね。





    折しも日本では元号が移行し、新たな章の始まりだと切り替えて考えやすい時期だと思います。でも、だからこそ何千年も前から世界が区切りなく綿々と続いていることも忘れたくはないなーと思いました。人間が作った歴、日本だけで使われている元号。そこだけに囚われることなく、自由に羽ばたいていたい。





    この辺りは鳥が多くて、アカゲラの虫を獲る音から鳥の囀りまでが常に聞こえます。鳥もいろんな種類がいるようです。尾羽がキレイな鳥を先日駐車場で見かけました。そしてカーディナル。オスが鮮やかな赤。特徴的な鳴き声です。木々の緑の中に赤いカーディナルを見つけると嬉しくなります。





    こちらに来てからの方が花粉症がひどいようで、目は痒いし喉は痒いしくしゃみは止まらないと普通にアレルギー反応しています。薬が何種類もあるのでどれが効くのかイマイチ分かっていないのですが(試していないから)以前、子供のために買った飲み薬でだいぶ症状が和らいだのでしばらく飲んでみました。が!抗ヒスタミン剤の副作用で少しぼんやりするのに気づいて車を運転する私は恐ろしくなり、服用をストップ!!早く気づいてよかった。。。春が来てハッピーで「春ってステキ!!!」、しばらくすると花粉症の辛さで「春ったら、、、!!!」となる私です。





    三寒四温の春。翻弄され気味ですがそんな中でも「いつも」を大事にしていきたい。


ワシントンD.C.に来ています

  • 2019年03月21日UP(MUSIC)

  • Union Stationから地下鉄で30分ほどのところに滞在中です。





    目下毎日リハーサル。アメリカでフリーランスで音楽をしている人たちのパワフルさを目の当たりにしています。









    私は朝起きれるので同じく朝方のチェリストと毎朝ごはんを食べています。





    みんなタイプが違っていて面白いです。自分は自分で頑張ろう。


明日からワシントンD.C.入りです

  • 2019年03月18日UP(MUSIC)

  • サイトのアップデートをして気持ちも一新、です。ここフィラデルフィアもようやく0度以上の日が続き始めて先日は20度近くまで上がりました。公園に行くとわらわら子供たちが出てきています。啓蟄。





    先週末にも行っておりましたが、明日から再びワシントンD.C.へ。今度は1週間の滞在、3つのコンサート。ほぼ委嘱作品であり、音を出してみるのが楽しみ。





    ここのところ、自分の演奏するときの姿勢が気になっている。事あるごとに言われてきたことではあったけれど、ようやくそういう問題をひとつひとつ解決していこうという気持ちになることができてきた。





    いままで先輩方からポツッと言われて頭に残っていたことを掻き集めてえいえいと引っ張り出して、検証。





    時間は限られていて、そして諸行無常!できるときにやるしかないって思ってから人間は強くなるのかもしれない、デス。











近況

  • 2019年01月28日UP(徒然)
  • 10月28日のシベリウスの演奏を終え、11月中旬にフィラデルフィアに戻りました。
     
    シベリウス、多摩管の皆さんそして指揮の高橋先生にサポートしていただき、そして一緒に音楽をつくることができたことは素晴らしい経験でした。
     
    ひとつひとつの経験が糧になり、次につながっていきます。
     
    環境が変わってから生活での音楽の占める割合ががらりと変わり、演奏の機会も縮小されましたが、その分一回一回の充実度が高くなりそれに音楽に向かう姿勢も変わってきたようです。
     
    そして過去を振り返る作業もし始め、以前わからなかったことが今はわかり、なぜあの時気づかなかった、、、!?とひとり赤面することもしばしばです。
     
    シベリウスの後は新潟でのクローズドコンサートが年始にありました。
     
    個人的な催しでサロンといった場で、本当に音楽が好きな方のみが集まって聴いてくださいました。プログラムをかなり重厚につくりましたので聴きごたえがあったようです。
     
    その後すぐに小樽に行き、今井信子さんのヴィオラマスタークラスに参加。久しぶりに会う仲間、初めましての仲間と寝食を共にして音楽に向かいました。ある期間同じ場所に寝泊まりしてご飯を一緒に食べてゆっくり顔を見て話して一緒に弾いて。そんなことが1番距離を縮めるなぁ。小樽はみんなの故郷のようなもので、そこに集って英気を養って考え直したりしてそしてまた個々のフィールドに戻って自分のことをやっていくんだな。そういうことを考えました。
     
    次は2月の紀尾井定期です。その翌週はJTアートホールで室内楽の演奏会があります。
     
    そのご案内もまたします。今日はこの辺で。

マルボロ音楽祭

  • 2018年08月24日UP(MUSIC)
  • こんにちは。
     
    6月の中旬からバーモント州のマルボロで夏を過ごしました。
     
    音楽祭は音楽監督であるピアニスト内田光子さんとのモーツァルトのピアノ協奏曲の初見大会から幕を開けます。informalなイベント、そして初見大会(オーケストラの中で弾く人たちが初見)とはいえ光子さんはコンサートに臨むのと同じように準備していらっしゃいます。
     
    もちろん全て暗譜。
     
    毎回私も混ぜてもらうのですが、前の年より一段と深まった音楽に驚き感動します。光子さんは1日1日、いやきっと瞬間ごとに音楽にまっすぐ真摯に向き合っておられるのだと。
     
    それを肌で感じることは本当に大きな刺激です。
     
    若い演奏家たちも1年前とは見違えるよう!1年という時間は大きいですね。
     
    さて、きたる10月28日の午後、改装を目前にしたパルテノン多摩の大ホールでシベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏します。
     
    多摩管弦楽団との共演です。多摩管さんとは以前ベートーヴェンでもご一緒させていただき、この度は2度目の共演。指揮の高橋先生の元、一生懸命にそして楽しんで音楽している皆さんと演奏できるのが本当に楽しみです。
     
    ベートーヴェンを演奏したのが2011年、それから7年。。。いろいろな事がありましたが、どんどん音楽への愛が深く強くなっている、ということを自分で思います。
     
    応援してくださっている全ての方に向けて演奏したいと思います。
     
    どうぞ秋の多摩へ遊びにいらしてください!
     
    (詳細はまた後日掲載いたします。)

春がきましたね

  • 2018年04月18日UP(徒然)
  • こんにちは。
     
    あっという間に春。前回のブログが年末年始のあたりだったことを考えるとちょっと汗が出る気持ちに。
     
    前回から今までの活動を振り返ってみると、大きかったのは2月に所属している紀尾井室内管弦楽団の定期に参加するべく日本へ行ったことでしょうね。
     
    リハーサルの後に上福岡にあるカフェ、シボネボルケで無伴奏のイベントをしました。
     
    こで無伴奏作品のレパートリーを増やしたいと、いつも思っていた気持ちが再燃。
     
    フィラデルフィアに戻ってから楽譜を用意して読む毎日。
     
    そしていま新しい作品を創っていただいています。
     
    日本の民謡を使った幻想曲。作曲家とのやりとり、これがすごく新鮮。真剣勝負です。
    残っていく、演奏されていく作品にしたいな。乞うご期待です。
     
    次回の演奏は来週から始まる紀尾井室内管弦楽団の定期演奏会です。
     
    メンバーになって10年目の今年は節目の年と捉え、今まで以上に楽しく一生懸命ヴィジョンを持って向かいます。
     
    ソロの活動、室内楽の企画も鋭意続行中です。
     
    まずは新曲の完成に向けて集中していきます!

ありがとう2017、よろしくね2018

  • 2017年12月31日UP(徒然)
  • 今日もブログを読んでくださってありがとうございます!

    マルボロ以降、ブログが停滞していましたが元気でした!とにかく日々を回すのに集中してしまった2017年後半。

    ツイッターでの呟きを見て下さっている方はご存知と思いますが、9月、11月の紀尾井定期演奏会、加藤知子先生の音楽祭、大阪はフェニックスホールでのレクチャーコンサートと様々なプロジェクトがありました。11月の紀尾井の後にはフィラデルフィア室内管弦楽団で初めて弾かせていただいたり。思い返せば色々ありましたなぁ。。。(遠い目) 回した回した。日々を回した。子どもが元気でいてくれたのが本当にありがたかったし、こうして仕事ができるのは周りの家族の助けのおかげ。。。あああ、ありがたい。

    さて。12/24に新潟・三条市でプライベートコンサートをさせていただきました。ピアノは新潟在住の品田真彦さん。

    音楽愛好家の方々が15人ほど集まってくださいました。東京からいらしてくださった方も!ありがたかったです。

    年に2回ほどこれから機会ができそうです。どこかで1回の演奏会は10日間分の練習と同じくらいの学びがあると読んだのですが、いやー、10日分じゃきかないな。根底から自分の在り方を問われます。厳しいものがあります。でも、同じくらい楽しい、幸せ。(これって育児&家庭生活と一緒かも。)

    子どもが生まれてからしばらく頭の中が混沌としていて感覚も鈍くなっていた(その中でよくスコットランド幻想曲を弾いたと思う)のですが最近ようやく戻ってきた手応えを感じています。演奏会の企画も考えることが出来たり、少しずつ回ってきました。そうすると練習時間が思うように取れない悩みが出てきた。しかーし反対に、いつでも弾けた頃以上に練習が楽しい。音が楽しい。人生捨てたもんじゃないな、出来なくなったこともあるけど新たな歓びもくれるし、新しいやり方を見つけることでまた少し山を登れる。新たな景色が見える。

    井上静香を応援してくださる皆さん、いつもありがとうございます。

    2018年、どんな景色をみることができるのでしょうか。。。

    出逢いに溢れた年になりますように。

    佳き年をお迎えください!!

マルボロ音楽祭での日々

  • 2017年08月03日UP(MUSIC)
  • みなさんお元気ですかーーーー?

    東京の気温が少し下がったと聞きました。きっと過ごしやすくなったことでしょう!

    急な気温変化、どうぞ風邪にはご注意を。
    さてこちらは山の中、暑かったり寒かったり毎朝「今日は暑い日寒い日?」という会話がなされその日着る服を決める毎日です。

    音楽祭も後半戦の後半、あと2週間ほどで解散。

    長かったようなあっという間だったような。
    住んでいる部屋のすぐ近くにコンサートホールがあり、日中そこでリハーサルが行われています。

    聴きにいかない手はない!ということで散歩を兼ねてトコトコ。

    毎日いろいろ聴いています。

    もちろんこちらに来てから組むグループなので常設カルテットとは出てくる音が違います。

    そしてグループや音楽家に求めることも少し違うように思います。
    いかに音でコミュニケーションが取れるか、というのでしょうか。

    「室内楽だし当たり前じゃない」もちろんそうなんだけど。

    ここに来ているとっても弾ける若い人たち、柔軟な人もいるけれど自分の思った通りにしか弾けない人もいる。

    室内楽だと他の考えを持った他人と弾かねばなりませぬので、それは通りません。
    コミュニケーションと言ったけど、人とのコミュニケーションと同じ。

    我を通してばかりじゃ道理通らぬ、というのかな。

    ああ、(ため息)、自戒の念を込めて。いままでのことが走馬灯のように頭を駆け抜ける。。。
    ここへ来て今まで当たり前に思っていたことを学びなおしているようです。

    こんな経験するとは思わなかったっていうことの連続だけど、それも悪くない。


    ※バッハカンタータのリハーサル@ダイニングホール。

    ダイニングホールではいつもみんなでがやがやご飯を食べますがリハーサル会場にもなります。

    夫制作のオルガンが見えます。チェンバロの音も出たりなかなかの優れものです。

懐かしいものを発見しました

  • 2017年07月27日UP(MUSIC)
  • ここヴァーモントは昨日まで雨がざんざん降っていて気温も10度近辺をウロウロ、とっても寒く、身体は縮こまり、気持ちもなんだか下向きで。お腹空かないし!とごねて夜ごはん食べにでなかったり...

    なんともかんとも手に負えないヒトになっていたと思う(オットごめんね)
    一転して今朝起きてみたら雲ひとつない空!もうラーララー♪ってな感じで足取りも軽く(車に乗って)、朝食を機嫌よくパクパク食べて。

    そうよこうでなくっちゃわたくし。
    そんなこんなな午前中、調べ物をしていたらこんな懐かしいところに行き着きました。

    東京音楽コンクール入賞者
    もう9年前のことですがいろいろなことを思い出し、このコンクールで得た経験に大いに感謝しました。

    大きくても小さくても、何かを目標にすること。その目標を達成した時の成功体験、うれしさは人生の宝物。

    決して華々しいコンクール歴ではありませんが、その経験はかけがえのないものだなぁ。
    これからの人生も何かを目標に設定して達成していく、ゆるゆると。

    応援よろしくお願いします!



    (これまた懐かしい写真!高崎・山名八幡宮での巫女ばいおりにすと。)

第1回 加藤知子と門下生によるヴァイオリンセミナー&コンサート

  • 2017年07月23日UP(MUSIC)

  • 実行委員長のまりちゃん()の言葉が全てを語る。
    いままでにない形のイベントになりそうです。音楽を志す人間の言葉と音楽、ぜひ体験しにきてください!

これから

  • 2017年07月21日UP(徒然)
  • これから、とタイトルに書いてふと思い佇む。ようやく少し先のことを考える余裕ができたんだな、私。今さら?全く自分で自分のことを少しもわかってなかったんじゃない、と少し腹立たしくもなる。うーん、(経験はないけれど想像するに)滝行のような日々だったんだと思う。滝行中の人は水を冷たく感じなかったりするらしい。無我の境地?経験積みましたね、私。
    これから、とにかくなんでもいいから英語でコミュニケーション。攻めのコミュニケーション。何回聞き返されてもめげずに!あきらめず。あわてず。自意識過剰、ダメそれホント。素のままでいい。
    これから、ホームページをリフレッシュします(宣言)。少しずつ動いているところ。今年中には必ず。そうすると写真も新しくしたいし、そうなればちょっと身体も絞りたい、かも?な?
    これから、ON TOURの活動を増やす。そうするとまずは無伴奏のレパートリーがもっともっと欲しいところ。増やすぞー弾くぞー。

    日本や西洋の古き良き歌、バッハやビーバー、イザイ、そしてバルトークなどの無伴奏ヴァイオリンのための作品、もちろん竹内邦光先生の落梅集(これは外せません)などなど、、、ヴァイオリンDuoやヴィオラやチェロ、それにギターとの共演もいいですね。
    どんなところでも弾きます、どんな小さなことでもご相談ください☆  (レパートリーをホームページでご覧いただけるよう目下準備中) 
    これから、これから、これから。It's never too late, JUST DO IT !!!!

マルボロです

  • 2017年07月16日UP(未分類)
  • 今年も来ました。

    The Green Mountain State, Vermont!!!!

    アメリカの北海道?のびのびと牛たちが草を食み、広がる青い空に映える緑の山々。マルボロはそんなところにあります。でもさすが山の中。女心と秋の空、ではありませんが相当心変わりが激しいですよここのお空は。
    フィラデルフィア郊外の住まいも自分にとっては都会の喧騒離れ、、、という場所なのですがここはまた格別。時間がとっても味わい深く流れます。

    しかしアーティストの集団の中に身を置いているので日々刺激がたくさん。そしてフィラデルフィアにいるときの何倍もの勢いでの英語圏にいる実感が体当たりしてくる。。。あぁアジア人の優しさよ。言わなくてもなんとなくわかってくれるあなたの懐の深さ。。。もちろん欧米人の人たちも音楽家だし人間大きいので察してくれはするのです。でもやっぱり言葉できちんと自分の思ってることを言う、それ1番。イチバン大事。

    自分が怒っているんだ、文句言いたいんだ、ってことも言わなきゃわからん。コミュニケーションの基本だけど。

    何を今更、と言われちゃいそう。うん、海外で基盤を作ってしっかり足をふんばって立っている友達、尊敬してます。私もやってみる。出来るよね、きっと。
    楽器を手に取れる時は新しい曲を読んだり、弱いとこのリハビリを兼ねた強化練習をしています。

    室内楽に早く戻りたいよー。その日までしこしこ磨くのです。