BLOG興味・関心・日々の出来事
BLOCKHOUSE越喜来展、Mostly Koichiro
- 2013年12月28日UP(MUSIC)
- こんにちは。今日は少し日が出ていますね。
大掃除をしている方も多いはず。
私は朝から洗濯機を3回まわし、水回りの掃除、網戸掃除、布団干しとレッスン。
今3回目の脱水を待ちながら一息ついたところです。
今年もたくさんの出会いがありました。
ひとつひとつに感謝しながら、そして自分はその中で何をするか、2013年残り3日ゆっくり考えたいと思います。
さて、17日からおなじみ原宿BLOCKHOUSEで開催された越喜来展。
4階ではもんちゃんの追った越喜来の”潮目”という建築物の初めからいままでの姿。
(最初は何もなくなった場所、そこでわいちくんというものすごいおじさんが何かを始めた。)
21、22,23日は地下で”なわなうワークショップ”というイベントが行われました。
越喜来のしめ縄をつくってそれをひとつは自分用、もうひとつは越喜来へ持って行って、みんなに配る。
私もつくりました。
左のがお手本。右が私のもの。ちょっと繊細にできましたねえ。
越喜来からなわなうの師匠、もりとくんというスーパー小学生がきて、みんなに教えてくれました。
22,23日は私もヴァイオリンで参加しました。
22日は13時から3回のまるやま酒場さんで。どんこ汁の香り漂う中で弾いてきました。
23日は18時。4階の潮目の展示の中で演奏。
キャラバンのときに訪れた宮古のことや、あわせてスラヴァや小澤さんや仲間のことを思い出して
何とも言えない気持ちになりました。
兵士のメンバーのトロンボーン奏者の山口隼士くんが夜に来訪、
潮目の写真やわいちくんの文章を読んで
たくさんのことを感じていたみたい。
なにかが、小さなパチン、という音が、聴こえました。
きっと私たち音楽チームも越喜来に行くことになるでしょう。
さて、1月31日に紀尾井ホールでMostly KOICHIROという演奏会が行われます。
われらが師匠、原田幸一郎先生への門下からのプレゼント企画。
そのチームでブログを書いています。
かなり楽しめる内容になっているので、ぜひご覧ください。
http://ameblo.jp/mostlykoichiro/
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1098
晴天の日曜日
- 2013年12月15日UP(徒然)
- みなさん日曜日はいかがお過ごしでしたか?
昨日友人の主催するミニコンサートで演奏してまいりました。
いろいろな方とご一緒することができて、新たな出会い、そして改めて、ご縁があったことを確認したり。
シャコンヌなどを演奏しました。
無伴奏レパートリーが少しずつ広がるようにしています。
無伴奏を弾くときと他のときの自分は明らかに違う気がするのです。
これは今後どうなっていくのか楽しみです。少しずつ溶け合ってひとりの自分になるのかもしれない。
どんなときでも自分は自分、他人は他人。人の意見にぶれてしまうのも・・・それもまた愛おしい自分なのだなあ。
全部ひっくるめて自分。
今日は2つの素敵なものが私の元に。
初めて入った近所のお店で見つけたヴィンテージの小さなル・クルーゼのお鍋。
深く、なんともいえない赤。(驚きの1995円)
そして、お昼を食べたカフェで急に始まったビンゴで有機バナナがずばんと当たり。
小さな幸せ!なんてことないことですが、あたたかい気持ち。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1070
古謡
- 2013年12月11日UP(MUSIC)
- 11月4日のリサイタル。
アンコールの一曲目に演奏した作品をYouTubeにアップいたしました。
https://www.youtube.com/watch?v=qm15dxLpoMw
この曲は10年以上前に出会い、何度も弾いていろんな時期をともにし、
いまようやく自分の”言葉”で演奏できることを実感する作品です。
4分半ほどの長さですのでお時間あったらご覧いただけたら・・・
うれしいです。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1067
12月9日
- 2013年12月10日UP(徒然)
- 日々のこと。
昨日は午前中早稲田エクステンションセンターへ。
お世話になっている中野雄先生の講座を拝聴。
先生のお話は多岐にわたる経験の中からでてくるエッセンスのようなもので
音楽の話を多角的になさるのでとても楽しい。頭への刺激。
昨日は脳科学の分野まで話が広がっていた。
演奏者は川畠成道さん、佐藤勝重さん。
八丁堀から銀座へ。王子ホールで友人がリサイタルをする。
本番はいけないのでゲネプロへ。立ち位置のこととか、バランスも音量だけじゃない、とか
いろんなことを考えた。
友達のコンサートは本番にいけたら一番いいけれど、こうやってゲネプロにいって応援するのって
実はいいね!と思った。
一路上野へ。アトリウム弦楽四重奏団。
チャイコフスキーが書いた弦楽四重奏曲は3曲だけど
その3曲を並べたまるでチャイコフスキーの個展。
ピョートル・イリイチ氏の心の声がすこし聴こえたような。
アンコールでアレンスキーの”チャイコフスキーのテーマによるヴァリエーション”。
この曲は2005年の岩手キャラバンで、今は亡きムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(スラヴァ)がやろう!といって
雪娘とともにプログラムに加えた思い出の詰まった曲。
カルテットで弾けるんだ!!!弾きたい。
パガニーニをひとりでチクルスしてる。毎日1曲。
うちに聞かせに来てくれる高校生が取り組んでいるから、よーし、じゃあこの機会にと始めた。
ローデもやったのでチクルスは2人目。
自分も高校生の頃練習していた曲で、いま練習しながら思い出すことは
あの頃まったく緻密な練習ができていなかったこと。いきおいで弾けるようになることを求めていた。。。
なのでいま緻密なことやってます。それもまたよし。
ヴァイオリンはやさしいが音楽は難しい、というルイ・グレーラーさんの著書のタイトルを思う毎日な師走!
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1062
無伴奏
- 2013年12月07日UP(MUSIC)
- 今月は無伴奏を弾く機会が多いです。
まず友人の個人的な会でシャコンヌ等を。
そしておなじみ原宿・BLOCKHOUSEで22日13時~、23日18時~の2回演奏します。
岩手・越喜来で活動している仲間のイベント。
ここではあたらしいレパートリーを演奏します。
耳なじみのある作品を無伴奏用ににアレンジしたもの。
どれも胸に沁みる。それを愛する岩手と岩手のひとにささげたいと思います。
震災から1000日と3日がたったとどこかで読みました。1万5800人以上の人が亡くなり、今も2600人以上が行方不明のまま。
今年の春に大槌にお邪魔して仮設住宅が並ぶ土地を見て、そこから抜け出したくても抜け出せない
そんな暮らしを強いられている人々の存在を感じ、そしてそれでも生きる人間の強さを一本の弦のように感じました。
張りすぎれば切れてしまい緩めすぎればまっすぐにならない。でもうまく張ることができれば魔法のように素敵な音色が。
それって人間全体がそうだなあと思うのです。
弦を張るのも緩めるのも自分、でも湿度にも左右され、メンテナンスが必要で。
時にはプロフェッショナルの助けも必要で。ほんとうに愛すべきやわらかで強い存在。
BLOCKHOUSEの4階で演奏します。
展示もたくさんされているのでみなさんどうぞ、
息抜きに、そして目を遠くに向けにいらしてください。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1056