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ナント!

  • 2014年10月30日UP(MUSIC)
  • 写真
     
     
    ナントのカテドラル。大聖堂です。
    フランスはナント・パリへのツアーも終わって早2週間。
    人生、音楽、さまざまなことに自分の目がまたひとつおおきく開いた旅でした。
     
    ナントに夜中に到着し、翌日にはリハーサルをスタート。
    赤ちゃんを9時に預け、迎えに行く16:30までお昼を挟んでの練習。
    いままで新潟で一緒に演奏していた時は、お互いに時間に制約があり短い時間で集中してやっていましたが
    今回がっぷり向かい合って作品に取り組めたこと、本当に素晴らしい体験でした。
    楽譜の感じ方も新しいエッセンスをもらって幅が広がったかな?
     
    そしてしほちゃん(ピアニスト)のお料理が絶品で。
    男料理だよ~切って焼いて煮て♪というけどとんでもない~!センス、ですね。
    そしておいしいものがどうしても食べたい!しかもうちで!という情熱w
    感化されてしまいました~(*^_^*)
     
    リハーサルを2日やった翌日はナント近郊の街でのサロンコンサート。
    またアップします☆

9月後半から10月前半のこと

  • 2014年10月17日UP(MUSIC)
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    ずいぶんとご無沙汰をしておりました。
    順を追って思い出してみます。
     
    まず、9月の頭にダンサーのくまくんとなおさんと演じたダンス劇、「だからリンゴは食べられないっていってるでしょうが!~今にも崩れそうな夜に」。
    くまくんの最初のコンセプト”夫婦の物語”というところからどんどん発展して、更に音楽を選ぶ段階でも少しずつニュアンスを変えていった作品。
    演じる3人はぎりぎりまで変わっていく物語を覚えるのに少しスリルを味わいました。。。
    3公演しましたが、毎回これまた少しずつ変化をしていき、やはり舞台っていうのは生き物なんだなあと納得。
     
    そして紀尾井の定期公演。
    アントン・ナヌートさんの指揮で王道というようなプログラムを。
    てっきり彼の引退公演と思っていたのですが、”なにをいうんだ、まだまだやるぞ!”との頼もしいお答え。
    きっとこれからも活躍されることでしょう。
    彼が指揮台に立つと独特な流れを持った音楽が生まれます。
     
    そしてクラリネット奏者、藤井洋子さんのリサイタルでの共演。
    古今の名曲、ウェーバーとブラームスのクラリネット五重奏曲、そしてヴァイオリニストのエレンフェルナー氏の新曲。
    どの曲でも最高の経験をさせていただきました。
    特に新曲では時代を超えて聴こえてくる声のようなものを感じました。
     
    そして最終週日曜日、毎年新潟で企画しているアンサンブルの企画。
    今回はピアニストの島田彩乃さんを新たにお迎えして、メシアンの”世の終わりのための四重奏曲”、そしてドヴォルジャークのピアノ五重奏曲を。
    メシアンでの多層にわたって響く音の彩り。そしてメンバーの集中は特筆すべきものでした。
    そしてアンコールにはもともとピアノ五重奏曲のためのアレンジものとして存在する、”サウンドオフミュージック・メドレー”にクラリネットの中くんがクラリネットパートを作曲してピアノ六重奏!?
    これまた自由で広くって、音楽って、人生っていいよね!!!!!という雰囲気に満ち満ちたものになりました。
    最高の仲間たちに恵まれ本当に幸せです。
    そして刺激を受けます。
     
    さてさて、、、、、それが9月28日。
    その3日後には機上の人となりまして一路フランスへ。
    CDG空港からTGVでナントにむかう途中で人身事故のアクシデントに会うもなんとか到着。夜中に。
    ナントはとってもお天気が良くて暑いくらい、そしてパリとは違う独特なノンビリ感がありました。
    10日間滞在の間、個人宅サロンでコンサートを2回。
    プログラムが長大で、なかなか集中力がいりましたが、新潟出身・ナント在住のピアニスト成嶋志保さんのサポートで非常に充実した合わせと演奏ができました。
     
    そこから教会でのコンサートのためにパリへ移動です。
    パリには学生時代からの仲間や、以前共演させていただいた先輩!たちがたくさんいます。
    みんなに会うことができて、日本を外から見ている彼らと話し、そしてそのことが短期ですが2週間の自分の経験と相まっていろいろ余分なものがぽろぽろ落ちて言ったような感じがします。
    また行く機会がありそうなので、フランス語をとにかく口から出るレベルまでに磨きたいなーと思います。
     
    1年ほど前から公文式でフランス語を地道に勉強していました。そのおかげでだいぶ単語力はついて、会話の内容は大体わかるようになったのですが喋るまでにはまだまだ。
    parlez-vous anglais?
    (英語をはなしますか?)
    で乗り切ってしまいました。。。。みんな結構話してくれるの。
     
    さー!
    この後なにがどう動いていくのかは今後の楽しみ!
    まずはすべてのことに感謝をしつつ、身の回りを整えていこうと思います。
    応援してくださっている方々には心からの御礼を申し上げます!
    新潟の企画も広げるべく、活動していこうと思います!