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マルボロ音楽祭での日々
- 2017年08月03日UP(MUSIC)
- みなさんお元気ですかーーーー?
東京の気温が少し下がったと聞きました。きっと過ごしやすくなったことでしょう!
急な気温変化、どうぞ風邪にはご注意を。
さてこちらは山の中、暑かったり寒かったり毎朝「今日は暑い日寒い日?」という会話がなされその日着る服を決める毎日です。
音楽祭も後半戦の後半、あと2週間ほどで解散。
長かったようなあっという間だったような。
住んでいる部屋のすぐ近くにコンサートホールがあり、日中そこでリハーサルが行われています。
聴きにいかない手はない!ということで散歩を兼ねてトコトコ。
毎日いろいろ聴いています。
もちろんこちらに来てから組むグループなので常設カルテットとは出てくる音が違います。
そしてグループや音楽家に求めることも少し違うように思います。
いかに音でコミュニケーションが取れるか、というのでしょうか。
「室内楽だし当たり前じゃない」もちろんそうなんだけど。
ここに来ているとっても弾ける若い人たち、柔軟な人もいるけれど自分の思った通りにしか弾けない人もいる。
室内楽だと他の考えを持った他人と弾かねばなりませぬので、それは通りません。
コミュニケーションと言ったけど、人とのコミュニケーションと同じ。
我を通してばかりじゃ道理通らぬ、というのかな。
ああ、(ため息)、自戒の念を込めて。いままでのことが走馬灯のように頭を駆け抜ける。。。
ここへ来て今まで当たり前に思っていたことを学びなおしているようです。
こんな経験するとは思わなかったっていうことの連続だけど、それも悪くない。
※バッハカンタータのリハーサル@ダイニングホール。
ダイニングホールではいつもみんなでがやがやご飯を食べますがリハーサル会場にもなります。
夫制作のオルガンが見えます。チェンバロの音も出たりなかなかの優れものです。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=2123