BLOG興味・関心・日々の出来事

マルボロ

  • 2016年06月29日UP(徒然)
  • ご無沙汰しております。

    1月に結婚したパートナーの大槻晃士に同行し、マルボロ音楽祭に来ております。

    参加者が来る前のプレシーズン、本当に静かでした。ポトンと空から森の中に落とされて「ここはどこ?」とキョロキョロしていたような1週間。

    部屋からはこのような景色が見えます。



    2人とも忙しい5月を駆け抜けて、彼はまだまだライブラリの仕事で忙しく、私は勉強三昧。

    音楽の基本に立ち戻って、いろいろな文献を読んだり録音を聴いたり、バロックヴァイオリンを弾いたりモダンヴァイオリンで秋以降のコンサートに備えたり、しています。
    月曜日から続々と参加者がマルボロ入りし、音楽の溢れる場所になってきました。

    こちらの人は大学は2つは行かないといろんな世界が見えない、という考え方だということに触れ驚いたり、20代の可愛らしい女の子が5ヶ国語をネイティヴのように操り、この秋からハーヴァードに通うことが決まっている、とか。。。様々な刺激を毎日のように受けています。

新潟市美術館ロビーコンサート

  • 2016年05月09日UP(MUSIC)

  • みなさま、今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。

    私はというと、故郷の新潟の美術館でのコンサートに出演しておりました。

    西大畑公園というとっても素敵な公園の目の前にある市美術館。

    そちらの「山の庭」という中庭を背に、新緑の中バッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタを2日間に渡り演奏させていただきました。
    初日はとっても風の強い日でしたが、いつものロビーコンサートの3倍くらい?のお客様(担当の方談)に恵まれ、急遽エクストラで椅子を出していただいたりしました。
    チェンバロの八百板正己さんとの初めての共演。

    チェンバロとの共演は初めてで、特にc-mollのソナタは以前ピア二ストと共演した経験がありましたので、演奏中の音の聴こえ方の違いに非常に感動しました。

    ロビーの響きも程よく、お客様と音楽を共有している感覚もとても気持ちの良いもので、コンサートにとっても向いているスペースだと思いました。
    地元で演奏しますと、応援してくださっている方々が聴いてくださるので本当に励みになります。

    今後も新潟での演奏を続けていきたく思います。
    そしてバッハですが、演奏していくことに欠かせないものだと再認識しています。作品としての完成度の高さはいうまでもありませんが、耳を研ぎ澄ます、感覚を研ぎ澄ますことに欠かせません。

    バイブル、とはよくいったものだなぁ、と改めて感じいる毎日です。
    新潟市美術館、建築もとても素敵です。

    そして去年大々的な改修があり、ベーグルの美味しいカフェ(素材にもこだわっていらっしゃいます。)やすてきなミュージアムショップが新しく併設され、美術作品とともにお楽しみいただけます。

    新潟においでの際は是非、お運びくださいね。

イモジェン・クーパーさんとのベートーヴェンPf.協奏曲

  • 2016年04月30日UP(MUSIC)
  • ついに4月が終わりますね。今月はなんだか長く感じました。やる事がたくさんあったのでしょう。

    しかしそれも過ぎ去れば「過去」であり。。。ふふ
    さて、4/22・23に紀尾井ホールで紀尾井シンフォニエッタ東京の定期演奏会が行われたわけですが、

    こちらが練習から本番まで、本当に素晴らしい体験でした。

    指揮のピノックさんから何度も投げかけられる音楽に対する姿勢への問い。

    合わせることを重視しすぎて、音楽を発信していくことをどこかに置いてきていないか。

    今年20周年の節目を迎えるシンフォニエッタにとって厳しく、しかしいまだから改変していけるのではないか、と思わさせる何かがリハーサルにありました。
    イモジェンさんの奏でるベートーヴェンはひたすら大きくあたたかく、草原を吹く風のようにいろんな香りを運んでくるような。

    温度や感触のある音を出す、目標です。

    本番の時は、ひたすら同じステージの上で弾ける喜び、そして聴ける喜びに満たされました。

    音楽は愛だ。
    昨日はサントリーホールに新日本フィルさんのスコットランド特集の演奏会を聴きに行ってきました。

    聴いていて、スコットランドは愛の国だなぁ、しかもとっても濃ゆい愛情で、と感じました。

    特に豊嶋さんがソロを弾いたスコットランド幻想曲は最初の一音から現実ではない世界に連れて行かれ、、、

    素晴らしかった。奥志賀で室内楽を勉強していた頃、ひと夏コーチをしてくださったり、その後も様々な団体を率いていく姿を後ろから見させていただいてきた豊嶋さん。常に求めているその姿は、どんなに自分ががんばってもずっとずっと先にあって、でもだからこそ勇気をもらいます。
    音楽の力は聴く側に回ると再確認できますね。

    今日は新潟で友人ギタリスト公演を聴いて、心慰められました。

    いい4月でした。

W井上室内楽ラボ

  • 2016年04月17日UP(MUSIC)
  • よく晴れてくれた金曜日でした。

    とても和やかな雰囲気で始まったコンサート、最初から最後までみなさまにリラックスして聴いていただけた感触。

    唯一、安生先生の作品中で、私のE線が衝撃音とともに切れたのがサプライズハプニングでした。

    でもそれでさえも、作品を集中して聴いてくださった方には「必然」に感じた、というご感想をいただき、感激でした。
    が、やはり本番で弦が切れるのはコワイ!!!!と声を大にして言いたいです!

    幸い、会場が楽器工房の下にあるサロンでしたので、自分で張り直したらプルプルしちゃって時間がもっとかかったであろうところを張っていただけたという幸運。。。  甘えてるー!と言われそうですが(^_^;)
    もう1人の井上さん、のりちゃんの演奏にとても目を開かれました。

    もちろんゲストでご出演くださった川上徹さんにも本当に感謝。

    お2人のいままでの経験(キャリア)というのは何にも代え難い財産で、それを垣間見ることができて、とてもとても刺激を受けました。
    今後はどのような実験が行われるでしょうか。。。?

    どうぞご期待下さい。

最近のこと

  • 2016年04月06日UP(MUSIC)
  • 桜も満開を過ぎそうですね、東京。

    今日は夕方まで新潟におりました、幼稚園の頃に父が植えてくれた桜がもはや電線近くまで伸びて伸びて、そして満開!

    今年も桜を楽しめました。人間が人生に何回桜を観れるか、という話をしたり聞いたりしますが、地域によって咲く時期も違いますし、必ずしも数えられるものではないのかと思います。

    そしてまた、これも一概には言い切れない、年が多くなればなるほど、考えてしまうことなのかも、とも思います。

    あらゆることに正解はなく、、、ということに頭が向く訳です、はい。

      

    さて、今後はまずダブル・イノウエ・アンサンブルラボからです。

      
    高校からの同級生、井上典子さんとのアンサンブル企画第1回目。

    お互いに拠点を移す大きな動きある今年の、stepping stone的コンサート。みなさまどうぞお見逃しなく!
    そして、ゴールデンウィークにはチェンバロと初共演です。

      
    バッハの作品をチェンバロと弾く、このような機会をいただけて本当にハッピーです。

    リハーサルも非常に得ることが多く、感覚フル動員でビリビリと何かを掴んでおりました。

    舟越桂さんの作品とともに聴いていただけることを思うと、これまたビリリと何かを感じます。
    という訳でマイペースにやっております。

    再来週はピノック氏が紀尾井再登場!ソリストはイモジェン・クーパーthe Pianist!!!

    こちらの方も注目の演奏会ですね☆

東京春音楽祭に紀尾井シンフォニエッタ東京が出演します

  • 2016年03月31日UP(MUSIC)
  • こんばんは。

    だいぶ暖かくなってきましたがまだまだ夜になると冷えますね。

    いかがお過ごしでしょうか。
    私はこのところ、上野に通っています。

    春休みムード真っ只中な駅近辺。

    桜も咲いて、美しいその姿を写真に収めようとする人がたくさん。

      
    私はその眺めを楽しみながらリハーサル会場へ。
    リチャード・エガー氏のチェンバロと指揮のリードのもと、紀尾井シンフォニエッタ東京が東京春音楽祭に出演です。

    明日、4/1の19:00より上野学園 石橋メモリアルホールにて、パーセルやヘンデルの作品を演奏します。

    リチャードさんが非常にエネルギッシュかつ才気あふれるかた。そしてearly musicも音楽なんだ、楽しもう!ということがバンバン伝わってきます。

    何年か前になりますが、ヴィヴァルディを中心に演奏するストラヴァガンツァに参加している時に、バロックはロックだ!という主張を聞いたのが非常に印象深かったのですが、そのことをリチャードさんとのリハーサルの時にいつも思い出します。
    すべての曲が生き生きと。そして何より楽しいのです。

    リチャードさんの縦横無尽なチェンバロも必聴。
    ぜひ明日の夜、石橋メモリアルホールに足をお運びください!

コンサートのお知らせ

  • 2016年02月25日UP(MUSIC)
  • フランスから帰国する井上さんとDouble INOUEということでアンサンブルの演奏会をいたします!

    Double INOUEs' Ensemble LABO

    日時: 2016/4/15 19:00        

    出演者: 井上静香(vn)井上典子(va)川上徹(vc)

    プログラム 

    J. S. Bach: 2声のインベンション BWV 772-786

    安生慶: 風の軌跡 V -violinとviolaのために-

    Mozart: 弦楽三重奏のためのディベルティメント kv. 563
    チケット: 3500円

    ご連絡は各奏者、またはWinoueconcert@gmail.comまでご連絡ください。

      

紀尾井シンフォニエッタ東京

  • 2016年02月21日UP(MUSIC)
  • こんにちは。昨日の冷たい雨を乗り越え今日は穏やかないい日になってくれました。
    本日、まるっとオフでございます。かなりゆっくりできたので、夕方からは3月の公演の準備ができる♪
    しかし、昼にパンを切っていたら左の人差し指まで切ってしまいました、、、(-"-)
    切れるナイフだったし治りははやいかな??絆創膏をはるのは何年振りでしょう。。。
     
    さて、先週は紀尾井シンフォニエッタの定期演奏会でした。
    ウィーンフィルのコンサートマスター、ホーネックさんをお迎えしての今回はモーツァルトのディヴェルティメントニ長調から始まり、ベルリンフィルの首席ホルン奏者シュテファン・ドールさんをソリストにコンチェルトをふたつ。
    そして23人の弦楽器奏者で奏でるシュトラウスのメタモルフォーゼンというステキなプログラムでした。
    時差ボケもこの週は影をひそめ、集中して臨めました。(そのせいか、今週やや時差ボケ??)
     
    いままで知っている音楽と違う顔の音楽を知った時の悦び。
    これはここ何年かでシャワーのように浴びている感覚ですが、今回もそうでした。
    こんなに伸びやかに軽やかにあっていいものなんだ、とか、、、本当に自分がどんどん自由になっていくような。
    メタモルフォーゼンも一度べつの室内オーケストラで演奏したことがありましたが、全く違う。。。緻密なアンサンブルでした。
     
    こういう経験ができる今が一番幸せです。

ナント・パリツアー

  • 2016年02月11日UP(MUSIC)
  • 大変ご無沙汰をしておりました!遅ればせながら、、、、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
    2016年に入ってからというもの、移動がとても多い日々を送っています。
    いまはようやく東京のうちでひと息、というところです。
     
    その中でも21日から訪れていたフランス。数えてみたら18日間も滞在していました。
    まずはナントへ。CDG空港について荷物を取ってからTGVにのる道順を早くも忘れて(たった半年前にいったばかりだというのに)インフォメーションのお姉さんにお世話になる始末。
     
    TGVの駅に降りる前のロビーのようなところが少し模様替えされていました。
    そして迷彩服を着て自動小銃を携えた方々がいたのには少々びっくり。恐ろしくもありましたが、彼らは警戒をし守ってくれる立場ですので。
     
    ナントでは計5回のサロンコンサートが企画されていました。これらすべてナント在住のピアニストの志保ちゃんの企画してくれたもの。
    滞在も志保ちゃん宅、本当にたくさんお世話になりました、今回も!
    さて、コンサートの中には音楽院で演奏するというものもありました。合わせて、マスタークラスも開催。
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    そして、コンサート。終わった後の写真ですね。
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    晴れやかな顔。弾ききった~というすがすがしさ。
     
    そして新聞記事になりました。
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    この他にもいろんな場所で演奏させていただきました。お招きくださったナントの友達!どうもありがとうございました!!
     
    さあ、明日は紀尾井シンフォニエッタの定期初日です。
    本日時差ボケMAXでしたので明日にはスッキリしているかと思います、夜のコンサートに向けて調整していきます。

2015年も残すところあと僅か!

  • 2015年12月26日UP(MUSIC)
  • メリークリスマス!一日遅れ!
    みなさまよいクリスマスをお過ごしでしたか?クリスマスの夜は満月でした、明るい夜の空の下、私は友人と焼き肉を食べました!
     
    12月はありがたく忙しい日々を過ごさせていただきました。
    メサイアを二回、そして尊敬する大先輩方との室内楽、二年ぶりの城の音クリスマスコンサート、そして今日明日りんごです。
     
    室内楽は久しぶりに共演させていただく大先輩との貴重な時間をかみしめました。
    以前若くてわからなかったことも、見えてきたような気がしたり、年を経るごとに深くなっていく音楽を目の当たりにして、これからの決意を固めたり。
     
    まだまだこれから!!!
    2016年も日々大切に音楽に寄り添って生きていきたい。
    まずは今日のりんご公演初日。大事に弾いてきます!

岩手での本番が終わりました

  • 2015年12月03日UP(MUSIC)
  • こんばんは。
    11月の最終週は岩手におりました。
    2002年のキャラバンコンサートツアーのときからお世話になっている方々との再会、岩手の再訪。
    ときが経って、いろいろなことがまたひとつフィルターを外したようにみえたり。
    3回食べないとその味がわからないといわれるじゃじゃ麺の、人生第2回目にチャレンジもしたり!(めでたく開眼しました(^o^)!)
    何年かぶりにいった光原社さんでは、時間を忘れるくらい、置いてある焼き物などの作品に目を奪われ。(何点か東京に連れて帰りました)
    そういえば、偶然が重なり、秋田の角館にドライブにも行きました。
    観光ということにあまり縁のない生活をしているので、たまに機会があると本当にうれしいものです。
     
    さて、今年の年越しはみなさんどちらでお過ごしでしょうか。
    私は新潟のラジオ局、FMPORTさんの年末特番に出演させていただくことになりました。
    12月31日㈭23:00-25:00です。
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    年をまたいで仕事するなんて、初めて、、、?くらいかもしれません!
    激動の2015年を越えて、新しい年よこんにちは。え?おはよう?  なんでしょう。。。(^_^;)
    というわけで、お時間がありましたら聴いていただければ幸いです!
    新潟県外の方々はアプリのradikoで聴いていただけるようです。
    ぜひぜひ☆

Dotzauer 終わりました!

  • 2015年11月20日UP(MUSIC)
  • お天気には。。。恵まれず!でしたが
    満場のお客様に聴いていただくことができました。
     
    プレーンガットで音を出していくと、スチール弦では聴こえてこなかったような響きや
    音の種類がまだまだたくさんあることがわかり、
    弓のテクニックをもっと自在に、そして音のキャラクターをもっともっと出したくなり。
    そして、共演させていただいた鈴木秀美さんの音を聴いて、やってみたくなったこと、たくさんあり。
    これからじっくり勉強していきます。
     
    というわけで(どんなわけで?)尊敬する先輩方のたくさんのっていらっしゃるBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)のリハーサルを見学。
    調布市との関係が深い団体なので、調布市民にむけて公開リハーサルもあります、みなさまぜひ。
    モーツァルトのミサ曲など、堪能してまいりました。
     
    今後は月末の盛岡の準備などしていく期間。
    充実した時間になりますように!

GBE無事終演、明日はドッツアウア!

  • 2015年11月17日UP(MUSIC)
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    ガムット・バッハ・アンサンブル (撮影・中村紋子)
    こんなすてきな写真をもんちゃんが撮ってくれました。
     
    日曜日はたくさんのお客様に恵まれ、無事に公演を終了することができました。
    受付嬢と現場責任者、打ち上げ幹事というトリプルヘッダーの一日、、、
    普段いかに、スタッフの方々に支えていただいているかを実感しました。
     
    バッハへの愛情、音楽をする喜びにあふれるステージでした。
    アンコールに急きょ選曲されたバッハのロ短調ミサ曲の終曲。
    祈りがこだまする、音楽と平和への想いが響き渡る、短くも濃い時間。感動しました。
    たくさんの方にご来場いただき、心から感謝申し上げます。ありがとうございました!
     
    さて、いよいよ明日。奏者に戻ります。
    チェロを勉強したことのある方やそのご家族ならその名前を一度はきいたことがあるでしょう、ドッツアウアさん。彼の作品を演奏いたします。
    え?ドッツアウアってエチュードでしょ??
    というイメージしか私もありませんでしたが、まあ魅力的な音楽でびっくり!!
    尊敬する鈴木秀美さんとの共演、光栄です。
    プレーンガットでの演奏です。(お天気に恵まれますように!)
     
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GBE公演、いよいよ明日!

  • 2015年11月14日UP(MUSIC)
  • みなさんこんにちは、今日もお読みくださいましてありがとうございます☆
    冷たい雨の降る東京の土曜日。みなさんの地域はどのようなお天気でしょうか。
     
    さて、いよいよ明日に迫りました、GBE・ガムットバッハアンサンブルの公演。
    昨日は三鷹の風のホールでのリハーサルがあり、マネージャーのような役割を果たしに行ってまいりました。
    ステージにいるのとは全く違う集中力を使うのですね、、、弾いているのはある意味らく?とも思ってしまいました。
    でも、裏方の仕事に少しだけ足を踏み入れたことで、普段どれだけステージスタッフの方やそのほかのことをやってくださる方々に甘えてるのかがわかったような気がします。
    もちろん、自分のプロフェッショナルを活かすことが大前提ですけれど、ちゃんとお手伝いできることは(迷惑にならない程度に)手伝ったり、今まで以上にみんなでステージを作るという事を大切にしよう、なんてことを考えながらの時間でした。
     
    さて、リハーサルの様子。
    バッハの演奏に関して日々研鑽を積まれている奏者の方々なのでクオリティが高いです。
    そして、みなさん非常に楽しそうにリハーサルを進めておられることが、こちらからもうれしく感じました。
    バッハの音楽はなんてシンプルなのに宇宙のように深いんだろう、広いんだろう。そんなふうに思う場面がたくさんありました。
    今日も最後のリハーサルがあり、ますます磨かれることでしょう!
    そんな、みなでバッハを演奏して幸せになろうとしている団体GBE(音楽の団体ですよ、、、!)の音楽を、ぜひたくさんのみなさんに聴いていただけたら!と思います。
     
    11月15日㈰14時半開場、15時開演
    上野学園石橋メモリアルホール
    当日券4500円(ご連絡いただければ割引でご用意いたします)
    学生券2500円
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    (撮影・中村紋子)

多摩六都科学館へ行ってきました

  • 2015年10月30日UP(MUSIC)
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    何しに?
    プラネタリウムを観に!!
     
    去年の秋の上海公演から一緒に仕事をさせていただいている、シンセサイザーの演奏家&作曲家の姫神こと星吉紀さん。
    世界中で写真や映像を取り、そこからプラネタリウムで上映する作品を制作される加賀谷さん。
    そのお二人がタッグを組んで創り上げた作品の音楽をviolin&violaで担当させていただきました。
     
    ☆姫神をご存じない方はコチラ☆

    姫神
    神々の詩(YouTube)
     
    ロシア語でのヴォーカルも星さんの作品には使われるのですが、星さんがずっと組まれてきたヴォーカリストのORIGAさんが今年の1月に急逝され、、、急遽バトンタッチされたヴォーカリストのALBINAさん。
     
    制作にかかわった人間で作品を一緒にみる、というとても貴重な経験となりました。
    作品はというと、、、最初から圧倒されました。
    加賀谷さんの目が切り取った地球の原風景。
    人間なんてちっぽけで、でもその人間が綿々と続けてきた歴史。地球に寄り添って。
    みたことのない場所、この先行けるのだろうか、その前に残っているのだろうか、、、残したい!などと様々なことが頭に浮かびました。
     
    実際は自分の音がどのように聴こえるか、というのが気になっていたわけですが、、、(^_^;)
    いろんなことがよ~くわかりました☆
     
    この作品は自分が演奏しているから、というわけではなく、作品として、ぜひ皆さんにご覧になっていただけたらなと思います。
    土日祝日は込み合いますので平日に行くことが可能な方はぜひ平日を狙っていらしてみてください!
    多摩六都科学館ープラネタリウム

長野日報に記事が掲載されました

  • 2015年10月30日UP(MUSIC)
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    北欧音楽祭すわ2015の最終日を飾った、作曲家の竹内邦光先生の講演に演奏で参加させていただきました。
    その時の様子が2015年10月14日版の長野日報の朝刊に掲載されたとのことで、ご連絡がありました。
     
    「世紀を超えて残る作品は人類普遍の美を持つ作品」
    「日本でそのような楽曲が生まれているのだろうか」
     
    人類普遍の美、というのは音楽だけではなく、ゲイジュツに携わっている人間にとって中心となる言葉だと思います。
    いつの時代でも、文化が違っていても、心にすーっと届く美しさ、味わい。
    そのようなものを垣間見る瞬間があるからこそ、やめられないのかも。

静岡でのブランデンブルグ全曲演奏会終わりました!

  • 2015年10月30日UP(MUSIC)
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    22日からリハーサルが始まり、23日には静岡入り、24日本番、という短くも幸せな時間でした。
    バッハに触れると、なぜ幸福感を味わえるのか。
    折り重なる声部を聴き分けつつ(実は昔から得意で、聴音の書き取りのテストではいつも聴いた音を糸をほぐすように分解して、、、と楽しい作業だったものです)バランスやヴォイスィングを探っていくのが。。。うーん、恐ろしく知的な作業!
     
    演奏メンバーの、本番に持っていくチカラを実感。やっぱりすごい人たちだ。
     
    久しぶりにお会いする方がほとんどだったので、うれしいreunion、という感じも個人的にはありました☆
     
    音楽をやっていればどこかでつながる瞬間があるものですね。
     
    終演後、指揮と鬼気迫る5番のソロチェンバロを担当なさった野平先生とメンバーで撮った写真は、はじける笑顔が満載でした!

OLC無事終演!

  • 2015年10月21日UP(MUSIC)
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    無事に、そして盛大に豪快に響いて終わりました、第36回OLC定期演奏会。
    初めての参加、たくさん刺激を受け、そして新しい出会いに恵まれた一週間でした。
    世界にはまだまだいろんな場所がある。

OLC(オーケストラ・リベラ・クラシカ)いよいよ明日公演!

  • 2015年10月16日UP(MUSIC)
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    火曜日から始まったOLCのリハーサル、今日を残すのみ。初めてのことだらけで苦労も多少しましたが、毎日がホントに新鮮です!
    そんなOLC、いよいよ明日、公演です!
    みなさまどこかで必ずお聴きになったことのある!?ベートーヴェンの交響曲第7番を、新鮮な感動と共にお届けします。
    ご来場お待ちしております!
     
    ~チケット前売り情報、当日券~
     
    オーケストラ・リベラ・クラシカ第36回定期演奏会


    10月17日(土)15時開演@上野学園 石橋メモリアルホール






    IMHチケット・オンライン(http://www.ishibashimemorial.com/

    東京文化会館チケットサービス(電話03-5685-0650)、イープラス(http://eplus.jp






    ヴォートル・チケットセンター(電話03-5355-1280)が16日の17時まで



    アルテ・デラルコHP




    http://www.artedellarco.com/)が16日の23時59分まで



     
    ◎前売りで残席が出た場合は17日14時から会場入り口で当日券を販売します。


GBEガムット・バッハ・アンサンブル

  • 2015年10月14日UP(MUSIC)
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    世界的ヴィオラ奏者の今井信子さんのご縁でお近づきになった、バッハ・スペシャリストの大槻カール晃士さんの主催するアンサンブル。
    バッハが好きで好きでたまらない、バッハおたくともいえる彼の指揮するアンサンブルを聴けるのはとってもうれしく興味深いです。
    このたびは裏方としてお手伝いしています。
     
    少し専門的な言葉が出てくるかもしれませんが。。。
    彼のバッハへのアプローチで特別なのは、宗教学的観点、そして音楽修辞学(楽譜の中の音符の配置に隠された意味、ため息のモチーフだとか、足を引きずるように歩いているモチーフとか、涙のモチーフ、十字架などいろいろあります)への深い造詣からくる楽譜の読み方です。
    聴く方には、その深い理解からでてくる演奏がバッハの言葉として、深く心を打つのではないかと思います。
     
    11月15日㈰15時開演 @上野学園 石橋メモリアルホール
    チケットはこのHPでもご用命いただけます。
    私、こういう裏方役は超レアです、、、当日みなさまと会場でお会いできますように!