BLOG興味・関心・日々の出来事
3月
- 2014年03月07日UP(MUSIC)
- 3月ももう1週間たったんですね!
ここから4月の終わりまで、なんかすごく速そう!!!
丁寧に過ごしたいです。
2月末にホルン奏者の水野さんのオーケストラの演奏会があり、仲間ということをすごく考えています。
集めるものではなく、自然発生するのが仲間なんだなあ。
それってイコールご縁。
なんとその演奏会のアンコールでは水野さんが指揮台にお立ちになり、マエストロ宮本さんがなんとなんとオーボエの席に。
初共演、でした。音楽ってのは結局コミュニケーションなんだなと思い知らされました!
そして3月4日はがんばろう日本!スーパーオーケストラ。
オールチャイコフスキーはなかなかのボリューム。
1年ぶりに顔を合わせる方々もたくさんいて、お会いできるのがひたすらうれしく、音楽でつながってて幸せだな~
と何度も思う。
今日はリハーサル後にウェールズSQのコンサートを聴きにハクジュホールへ。
桐朋の後輩にあたる彼らは難関ミュンヘンコンクールで第3位。世界3位ですよ。
実は初めて聴く彼らの演奏でした。
ハイドン、ウェーベルン、ベートーヴェン。どれも、どこにも無理がなく、奇をてらうわけでなく
とっても誠実さあふれそして自由な音でした。
そのウェールズSQのチェリスト・富岡廉太郎くんと新潟LFJで共演いたします。
新潟LFJプログラム・4月27日
ダンスチームと音楽チームのぶつかり合い!
どうぞお楽しみに。
着々といろいろなことが動きを露わにしてきております。
さー、充実の2014年!!!ばっちこーい!
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紀尾井シンフォニエッタ東京定期両日終了!
- 2014年02月23日UP(MUSIC)
- 昨日までの約一週間は紀尾井week。
マエストロジョン・ネルソン氏の元、穏やかな空気で音楽づくりがなされました。
私は今シーズンインスペクター(主にリハーサルの休憩時間などの管理をするお役目)なのでリハーサル初日、マエストロにごあいさつに行きます。
リハ期間中にコミニュケーションをとることがなにかとあるだろうし、練習が伸びてしまったとき、”マエストロ、時間です”なんて誰かわからない人にいきなり言われても嫌でしょうから。。
大概ドキドキしながら行くのですが、マエストロはとってもフレンドリーに迎えてくださいました。
そしてリハーサル中一回も私がストップをかける必要のないようにしてくださったのです!
感謝だなあ。(白熱のリハを止めるのはかなり気を使います。)
今回、シュニトケのハイドン風モーツァルトという作品を演奏しました。
ギドン・クレーメル氏と彼のアンサンブルのためにかかれた作品で、作品中演奏者は演奏だけでなく演じることもある作品。
マエストロのご意向で悲しいメロディの部分でひとり泣く演技をすることになり、恐れ多くもわたくしめがその大役をいただくことになったのでした。
やってみたら結構たのしかった、ということを告白します!
最近、演奏だけじゃない舞台の経験をしたりパントマイムの世界を垣間見たり、その方々とお話しする中で、自分の中の垣根がなくなっていたのでしょうか・・・?
さて、今日は比較的ゆるやかな時間を過ごしておりますが、高校時代に読んだ本について考える機会がありました。
私は何を隠そう山田詠美氏の大ファンでして、その小説は完全読破、高校時代、作品を何度も何度も読み返してはエイミーワールドにどっぷり浸っておりました・・・
新潟のうちに 文藝賞受賞作の「ベッドタイムズアイズ」があり、そこからはまりだしたのでした。
スプーンは私をかわいがるのがとてもうまい。ただし、それは私の体を、であって、心では決してない。~「ベッドタイムズアイズ」より
この始まり方にひきつけられ、どんどん読み進むうちに詠美さんの視線の優しさと強さ、マイノリティとマジョリティ、差別・レイシズム、愛に仕事の種類や性別のボーダーラインはないこと、自分と自信を持つこと・それがいい男の条件のうちのひとつ、とか
いろいろなことを自分の中に蓄えたと思います。
官能的、それはいやらしいという意味ではなく、感性・センスに働きかけるものであることも体感。
その作品の中の「ぼくは勉強ができない」も大好きでした。
この作品は平成11年度のセンター試験の問題にも使われたのです。
エイミーファンとしてはガッツポーズものでした。この世界感がそっち側に認められた!?って感じ。
本や音楽や映画や絵画から学ぶ、取り入れられることはたくさんあります。
音楽に携わっているものとしては、同年代の方々にいい音を気軽に聴いていただいて
体感してもらえたらなあ、と切に思います。
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Mostly Koichiro 終わりました。
- 2014年02月03日UP(MUSIC)
- はい、Mostly Koichiroが終わってしまいました。
少しさびしいです!!!
演奏会は本当に笑顔が溢れていました。
このために海外、日本各地から集まってきた生徒たちはみな、幸せでした。断言していますが、そう確信しています。
一曲目のラヴェルからアンコールのベートーヴェン作品130のカヴァティーナまでなんと3時間という長大なコンサートでした。
最後のアンコールの演奏のときに先生が目を閉じて指揮されている姿をずっと見ていました。
先生の人生が全部そこに集約されているのが感じられて涙がでそうになりました。
Beethoven string quartet op.130 cavatina
1月26日に開催したKids Mini Concertの様子をTourのカテゴリーにアップしました。
1時間ひとりで(来てくれた友人にも少し手伝ってもらったりしながら)できたことはすごいことだ!と自分でも思うのです。
今度は1時間15分というオーダーが出ているので、もっと練らなければ・・・
次回はヴァイオリンの仕組み、それからコンサートにいく練習というか、マナーのことを面白たのしく組み込んでいきたいと思っています。
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GGサロンコンサートでヴィオラを弾きます
- 2014年01月21日UP(MUSIC)
- こんばんは!
3月29日㈯15時開演。要町にある現代ギター社4階のGGサロンを会場にウイーン古典派の知られざる作曲家の作品を演奏いたします。
しかも、ヴィオラで!
そう、わたくしヴィオラも演奏いたします。
今回演奏いたしますのはモーツアルトたちの時代を生きた作曲家の作品。
あの時代、フルート、ヴィオラ、ギターの取り合わせのアンサンブルの曲がとても多く書かれました。
なかなか聴く機会はないのですが、そういった意味でライブで楽しめるこの演奏会はとても貴重かもしれません。
昨日練習が早速ありましたが、とても和やかでしかも時に斬新な音楽。
共演させていただくのはフルート難波薫さん、ギター益田正洋さん。
難波さんとは紀尾井シンフォニエッタ東京でいつもご一緒していて、学生時代一緒にフルートカルテットを演奏したこともある方。
益田さんはアメリカのアスペン音楽祭で出会い、その後も仲良くさせていただいているギタリスト。
お二方とも素晴らしい演奏家です。
チケットは今月29日から販売されるそうです。
お問い合わせはこちら
↓
現代ギター社:03-3530-5341
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BLOCKHOUSE越喜来展、Mostly Koichiro
- 2013年12月28日UP(MUSIC)
- こんにちは。今日は少し日が出ていますね。
大掃除をしている方も多いはず。
私は朝から洗濯機を3回まわし、水回りの掃除、網戸掃除、布団干しとレッスン。
今3回目の脱水を待ちながら一息ついたところです。
今年もたくさんの出会いがありました。
ひとつひとつに感謝しながら、そして自分はその中で何をするか、2013年残り3日ゆっくり考えたいと思います。
さて、17日からおなじみ原宿BLOCKHOUSEで開催された越喜来展。
4階ではもんちゃんの追った越喜来の”潮目”という建築物の初めからいままでの姿。
(最初は何もなくなった場所、そこでわいちくんというものすごいおじさんが何かを始めた。)
21、22,23日は地下で”なわなうワークショップ”というイベントが行われました。
越喜来のしめ縄をつくってそれをひとつは自分用、もうひとつは越喜来へ持って行って、みんなに配る。
私もつくりました。
左のがお手本。右が私のもの。ちょっと繊細にできましたねえ。
越喜来からなわなうの師匠、もりとくんというスーパー小学生がきて、みんなに教えてくれました。
22,23日は私もヴァイオリンで参加しました。
22日は13時から3回のまるやま酒場さんで。どんこ汁の香り漂う中で弾いてきました。
23日は18時。4階の潮目の展示の中で演奏。
キャラバンのときに訪れた宮古のことや、あわせてスラヴァや小澤さんや仲間のことを思い出して
何とも言えない気持ちになりました。
兵士のメンバーのトロンボーン奏者の山口隼士くんが夜に来訪、
潮目の写真やわいちくんの文章を読んで
たくさんのことを感じていたみたい。
なにかが、小さなパチン、という音が、聴こえました。
きっと私たち音楽チームも越喜来に行くことになるでしょう。
さて、1月31日に紀尾井ホールでMostly KOICHIROという演奏会が行われます。
われらが師匠、原田幸一郎先生への門下からのプレゼント企画。
そのチームでブログを書いています。
かなり楽しめる内容になっているので、ぜひご覧ください。
http://ameblo.jp/mostlykoichiro/
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1098
古謡
- 2013年12月11日UP(MUSIC)
- 11月4日のリサイタル。
アンコールの一曲目に演奏した作品をYouTubeにアップいたしました。
https://www.youtube.com/watch?v=qm15dxLpoMw
この曲は10年以上前に出会い、何度も弾いていろんな時期をともにし、
いまようやく自分の”言葉”で演奏できることを実感する作品です。
4分半ほどの長さですのでお時間あったらご覧いただけたら・・・
うれしいです。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1067
無伴奏
- 2013年12月07日UP(MUSIC)
- 今月は無伴奏を弾く機会が多いです。
まず友人の個人的な会でシャコンヌ等を。
そしておなじみ原宿・BLOCKHOUSEで22日13時~、23日18時~の2回演奏します。
岩手・越喜来で活動している仲間のイベント。
ここではあたらしいレパートリーを演奏します。
耳なじみのある作品を無伴奏用ににアレンジしたもの。
どれも胸に沁みる。それを愛する岩手と岩手のひとにささげたいと思います。
震災から1000日と3日がたったとどこかで読みました。1万5800人以上の人が亡くなり、今も2600人以上が行方不明のまま。
今年の春に大槌にお邪魔して仮設住宅が並ぶ土地を見て、そこから抜け出したくても抜け出せない
そんな暮らしを強いられている人々の存在を感じ、そしてそれでも生きる人間の強さを一本の弦のように感じました。
張りすぎれば切れてしまい緩めすぎればまっすぐにならない。でもうまく張ることができれば魔法のように素敵な音色が。
それって人間全体がそうだなあと思うのです。
弦を張るのも緩めるのも自分、でも湿度にも左右され、メンテナンスが必要で。
時にはプロフェッショナルの助けも必要で。ほんとうに愛すべきやわらかで強い存在。
BLOCKHOUSEの4階で演奏します。
展示もたくさんされているのでみなさんどうぞ、
息抜きに、そして目を遠くに向けにいらしてください。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1056
兵士の物語からはじまる、物語。
- 2013年11月28日UP(MUSIC)
兵士の物語からはじまる、物語。と題して11月23・24日に渋谷・踊心シアターでイベントを行いました。
音楽チーム、ダンスチーム、そしてもんちゃんのトライアングルで今を生きる実感がもくもくと湧く、
なにか目の前の霧のようなものが一気にかき消すようになくなるような、、、
そんな瞬間がたくさんあった2日間でした。
写真は24日に企画されたこどもイベント。
7mもの大きな紙にクレヨンで自由に絵を書いていきました。
くまくんと一緒に体操をしたり。そのうしろでは音楽チーム有志の即興演奏。
最後には子供たちが一緒になって走り回って側転バトルし合って大興奮!
すごく夢いっぱいな絵ができました。
3公演あり、その全てのプログラムが違って最高にめくるめく音楽時間になり、
また即興という可能性を垣間見せてくれたみなさまに感謝です。
シャコンヌを弾いたことで自分にとって大きな収穫が。
その時の自分が思う”BACH”、というのが初めて出せた気がして、
いままで私に背中をむけてたバッハさんが少し後ろの気配を感じてくれたような・・・。
宇宙のようなその作品をもっと感じたい!!!
ライフワークがまたひとつ増えました。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1049
リサイタル写真
- 2013年11月27日UP(MUSIC)
リハーサル、ドレスに着替える前。
中田君のドレス、美しいです。
撮影は中村紋子さん。すごく時間の流れのある写真。
佐藤眞さんの作品をリハーサル中。激しい部分だったのでしょう。
こうやって写真に残してもらえる幸せをかみしめます。
もんちゃんありがとう!
そしてドレスをつくってくれた中田君ありがとう。
支えてくださったみなさまありがとうございました。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1040
岩国での演奏会
- 2013年11月27日UP(MUSIC)
15日に岩国入り。羽田から2時間弱で1年ほど前に開港したばかりの岩国錦帯橋空港に到着。
チェリストのスコチッチ氏はすでに関西国際空港から新幹線とローカル線を乗り継いで会場入りされていた!
よく飲んで食べ、チェロをもって颯爽と歩く。彼の体力には驚かされることばかり。
今回の共演はピアノトリオ。岩国のピアニスト亀井雅子先生、上本芙美子さんと演奏。
スコチッチ氏と私が一曲ずつソナタを弾き、昼夜でピアニストが交代しての2公演でした。
トリオのリハーサル。
スコチッチ氏は長年ウィーンフィル、そしてウィーン室内合奏団を設立し、活躍された方。
その豊富な経験からくる演奏から今回とてもたくさんのことを学びました。
きらきらひかる宝石のような、音楽体験。
そして岩国の音楽家のおふたりの暖かいサポートを受け、本当に気持ちよく過ごさせていただいたことに感謝します。
ピアニストおふたりとは様々なお話をさせていただき、とても目が開かれました。
楽しかった。。。
着用しているのは、リサイタルのときに中田氏に作っていただいたドレス。
(右から亀井先生、上本さん、スコチッチ氏、私。)
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1035
YouTube
- 2013年11月13日UP(MUSIC)
- 9月末に新潟で行った”井上静香と仲間たち2013”。
その時の録画が出来上がりました。
その中からブラームスのクラリネット五重奏曲作品115をYouTubeにアップしました。
その①
その②
その③
改めてみるといろいろおもうところはある。。。
でも、その時にしかできない音楽を一生懸命燃やした!
さあ、来年はピアニストを迎えての公演が決まっています。
楽しみです!!
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1027
リサイタル御礼
- 2013年11月06日UP(MUSIC)
- ずいぶん前から準備を重ねてきたリサイタルが終わりました。
当日は、心配していた睡眠不足も全くなくすっきり目が覚めて
しっかり朝ごはんを食べ元気に上野へ。
本番前の必需品・おにぎりも購入しひと安心。
入り口で写真家のもんちゃんと落ち合って入館。
GPの写真をたくさん撮ってもらいました。
ピアノの鷹羽くんは家族で登場。もうすぐ2歳の息子くんに癒されました。
11時からのGPはあっという間に終わり、あっという間に本番。
とにかくいまの自分をぜんぶさらけ出そう=exposeしようという気持ち。
今、私はこの曲をこう思っていてこう弾きたくって、こういう音なんですよ~
いまはいましかないから素晴らしいんですよ~
昨日はもう終わって、私たちには前しかないんですよ~
っていう気持ちだったと思う、言葉にしたら。
そう、そしてドレスはマイスター中田くんの力作。
ふんわりとしたピンクのドレス。
小ホールのグレイがかった雰囲気にぴったりとマッチしました。
佐藤眞先生もいらして、そしてアンコールに演奏した落梅集の作曲者竹内邦光先生もいらしてくださいました。
お二人は同級生だそうで、久しぶりに会うことができたと喜んでくださいました。
お世話になったみなさまには心から御礼申し上げます。
そしてご来場くださったみなさま。どうもありがとうございました。
みなさまの応援、これからの励みになりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします☆
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=1009
11月
- 2013年11月01日UP(MUSIC)
- 入りましたね~11月。
いよいよリサイタルも近づき、最後の調整に入っています。
遠足や修学旅行にいく何日か前の気分もする。。。持ち物大丈夫かなあ、というような。
とはいえ私が通った学校には一般的な修学旅行というものはなく、研究しにいったりしてました。
塩の道に。中山道。しぶい中学生です。
あ、あと佐渡に小学校の時にいったかな。それもなにか研究対象があったような。
そう、リサイタルです。
当日券もたくさんご用意ありますので、連休中でいろいろご予定あるかと思いますが
もし急にすることがなくなった、とか、とくに予定入れてないな~なにかしたいな~
という方、いらしたらぜひ上野の東京文化会館小ホールへおいでくださいませ!
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=990
動画
- 2013年10月28日UP(MUSIC)
- しゃべる井上静香をご覧いただけます
http://www.youtube.com/watch?v=BDVGPRZkBbw
話し方とか表情とか反省。。。そしてやっぱり顔まるい!!まちがいない。
今日は友人たちに演奏を聴いてもらいました、
ちょっともういろいろとパンパン、かな。
手綱をゆるめたりやや閉めたりをしながらあと一週間やってみようと思います。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=981
インタビュー
- 2013年10月25日UP(MUSIC)
- 今日はインタビューを2つ受けてきました。
近々ご紹介できると思いますのでどうぞお楽しみに!
動画もあります!自分の顔の丸さに今更ながらがっかりな井上です。
まあいいか!お化粧するスペースいっぱいあるってことだし。
そしてINFORMATIONにも出ましたが、雑誌「音楽現代」、クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」に
リサイタルの情報が掲載されました。
インタビューでは一生懸命自分の伝えたいことをお話ししたつもりですが
どうなっていることやら・・・!
2つめのインタビューは、インタビュアーの方が同年代の女性であったこともあり、
それゆえのいろいろなやりとりができてとても楽しい時間になりました。
8月末から幸せなことにいくつか取材を受けたりラジオ放送のゲストに迎えていただいたのですが
思っていることをお話しすることで、一層自分の気持ちがはっきりとしてきて、
とても前向きになれる実感。
聴くことも大事だけれど、話すことも大事。
今日の取材でもインプットアウトプットの話が出ました。
どっちも大事。
止まってはいけない。いつも前進ばかりでなくてもいい、ときには後退もありだ。
でも止まらない。
今日は本当にたくさんの方にお世話になっていることを実感した1日でした。
がんばろう。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=974
トライアウト
- 2013年10月22日UP(MUSIC)
- こんばんは。
先週の新潟に続いてトライアウトをさせていただきました。
トライアウトとは本公演の前の試験公演のことで、これをするのとしないのでは大違いなのです。
新潟ではストラヴィンスキーとベートーヴェンを演奏し、先週末は無伴奏以外を聴いていただく機会をもちました。
そして月曜には作曲家の佐藤眞先生に聴いていただくチャンス到来!
本番前の時間に聴いていただいたのですが、もーう、緊張したなんてものではなく。
緊張するとどのあたりがカオスになりやすいのかがわかりました。。。まだまだ!
その後の本晩番で佐藤先生の作品を聴いたお客様の中に”陰陽師みたいでしたね”というご感想を伝えてくださった方がいらっしゃいました。
なるほどー。なんかわかる気もする。
さて、あと2週間弱の間にどう変化していくのでしょうか。
そして今日はずっとお世話になってきた朝日カルチャーセンターで演奏させていただきました。
全プログラムのトライアウト。ペース配分などずいぶん勉強になりました。
それにしても受講生のみなさんは本当に勉強熱心で、先生のお話を逐一ノートに取られているご様子や演奏時の集中力には脱帽いたしました。
ベートーヴェンとストラヴィンスキーの壮大なつながりの発見もありました。
また書こうと思います。
今日共演してくださったのはピアニストの佐藤勝重さん。
素晴らしいテクニックと柔軟な音楽をお持ちの方で、それから空間の取り方が素晴らしい!
ご本人から”うちら同年代みたいなもんでしょ”といわれましたが、・・・まあみたいなもんかもしれませんが・・・うーん
大先輩として尊敬申し上げております。その数々の経験からたくさんのことを学ばせていただきました。
講師の中野雄先生とお忙しい中時間を空けてくださって共演してくださった佐藤さん、受講生のみなさまありがとうございました。
今日は早めに休んでまた明日から頑張ります!
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=961
新潟
- 2013年10月18日UP(MUSIC)
- こんばんは。
今日のお昼まで新潟におりました。
4日ほどの滞在の中、リハーサル、本番、そして新潟の大切な方々を訪ねたり。
あわただしくもゆったりとした時間でした。
今回の本番は新潟・フランス協会という会の例会で演奏させていただきました。
フランス協会さんとは新潟出身でフランス在住のピアニストしほちゃんと新潟でデュオコンサートをしたころからご縁をいただき、いや、きっともっと前からお世話になっているのですけれど、とにかく多才な方ばかりいらっしゃるのです!
お話しするととても楽しいのです!そしてみなさまとっても素敵にあたたかい。
世界は広いなー、自分で自分に蓋なんてしちゃダメ!という事を実感いたします。
普段新潟に帰省するとき、コンサートのためのことが多く終わればすぐ帰京することが多かった。
もしくは年末年始。。。寒すぎてあまり動けない(笑)
今回は演奏会が終わった後少し時間をとりました。
何を話すでもないけれど、ちょっとの時間でも家族と一緒の時を過ごすっていう事がいいことなんだな~と思いました。
さて、もうすぐサイトに新しいカテゴリーが増える予定です!
どうぞお楽しみに!
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MCO
- 2013年10月10日UP(MUSIC)
- さて、ここのところずっとひとり音と向き合っております。
リサイタルもあと1ヶ月を切り、今月は試演が続く。それが始まるのが来週。
またまた新潟へ行ってまいります。新潟での演奏の機会が増えてうれしい。やっぱり中学までとは言えども自分の生まれ育った場所だもの。小さいときからみてくださっている大切な方々も多くいる。東京生まれでおうちも東京、というひとがすごくうらやましく思えた時もあったけど、最近はあまりそう思わなくなった。
先週は一週間水戸に滞在していました。
30日に新潟・鏡淵小学校でのアウトリーチを終えてから水戸へ直行。
上越新幹線で上野まで行って、そこからスーパーひたちに乗り換える。
新潟から行ったのは初めて。でも今回はリハーサルが始まる前日に絶対入りたかった・・・それは睡眠をとりたかったから!
クラリネット五重奏へ向けて、ありがたいことにいろいろな新しいことがどんどん巻き起こり、これは未来へとつながりそうな勢いをもっていてとってもうれしい!でも、新潟、思ったより寒かったからか、ちょーっとだけ風邪気味に!!!!
あ~久しぶりすぎてどきどきした。でも早めの対処で乗り切ったのですが、水戸では絶対に具合悪くなりたくなかったので。
前日に入って、次の日のリハーサルまでゆっくり寝る。この作戦をとりました。
(一回だけみんなとの楽しいご飯をキャンセルしたことが残念!でもその日12時間くらい寝てばっちり回復。)
今回はホルン奏者でMCOのメンバーでもあるラデク・バボラーク氏の指揮の元、音楽をしてまいりました。
あたらしい出会いもあり、気づきもありの一週間。
そして水戸ならではの、音の華やかさ!!本当に幸せな瞬間が続きました。
バボラーク氏は彼のホルンの演奏そのままの自然で流麗で、暖かい、それでいてすべてを掌握した指揮。
MCOメンバーからの信頼も厚く、とても素晴らしい演奏会になりました。
MCOにいくとたくさんの一流奏者の方々とお話しできる、そして同じステージで演奏することができ
たくさんの学びがあります。
これからも学ぶ姿勢を忘れず、どんどん成長していきたいなー、と思います。
その水戸での経験を踏まえてのおこもりDAYSはもう、発見の連続で、
もちろんひとりでやっているともんもんとすることもあるのですが、
音楽に向き合えることが幸せに思えます。ほんとうに。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=944
新潟での3日間
- 2013年10月06日UP(MUSIC)
- あっという間に10月。もう10月!早いものです。
今年も走りに走って気付いたら迷走、ということもあればものすごい坂もあり、かと思えばデッドエンドあり、でもそれは違う世界への隠し扉でもあったり。ひとつひとつあなたはやりきっているのか?と自分に問えば、YES、と言える。反省点ももちろんあるけど、そこでYESといえることに自信を持ちたいと思う。
さて、9月27日の朝、新潟へ移動、まずはおなじみ、FMPORTさんへコンサートの告知をさせていただきに行ってまいりました。
番組名はミントコンディション。http://www.fmport.com/program/?key=bf276d392b334f469169a1948c524d67
ナビゲーターの立石勇生さんの素晴らしいトークに助けられて楽しくお話しさせていただきました。
生演奏も。しかし、朝演奏するという事は本当にいつも自分にとってチャレンジです。。
そして新潟入りしたクラリネットの中さんとインストアライブへ。
とっても素敵にWEBチラシをつくってくださいました。
なんとご来場数は23名だったとか!熱気ムンムンのなか、小品をエイヤッと繰り出してまいりました。
28日は他のメンバーが新潟入り。深夜までスコアを持ち寄ってミーティング。
29日はいよいよ本番当日。
リハーサルも時間通りに進み(オーガナイズする側にとって非常にホッといたしました)休憩をとりまして
衣装に着替えていざ!
コダーイのトリオは立って弾く楽しさを存分に味わい自由に弾いてきました。
フランセは、エスプリ!を合言葉に取り組み、本番の中で作品の楽しさを知った瞬間がたくさんありました。
ブラームスは、もう、いまの私たちの全てをぶつけた、エネルギーが溢れる演奏になりました。
いまの私たちが出せるという事が肝心かなめで、それは正しいとか間違っているとか、いい悪いではないのです。
出し切れたことで、次の自分のやることがみえてくる。
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=940
宇奈月モーツァルト音楽祭
- 2013年09月24日UP(MUSIC)
- 9月21、22日富山へ。
今年で3年目の宇奈月モーツァルト音楽祭に参加してまいりました。
やはり不思議?なご縁がきっかけで1年目に参加させていただき、2回目はスケジュールが合わず涙をのんだのですが3年目の今年、参加することができました。
富山へ伺うのも2年ぶり。
久しぶりの富山、新幹線の駅ができるという事で富山駅は大改修中でした。
富山・呉羽には桐朋の大学院とオーケストラアカデミーがあり、そこで毎年のように行われていた室内楽講習会に学生の頃ずっと参加していました。朝から晩まで室内楽、音楽だけにに浸った思い出深い土地です。
21日に富山入りし、富山大学の講堂でリハーサル。
今回は指揮者なしという事でコンマス・リーダーの岩谷佑之氏の元みっちりと練習。
岩谷君とは小学校以来のお友達。彼は関西フィルのコンマスをしています。
なかなか普段会えないので久しぶりにいろいろ話せたいい機会でした。
22日朝8時半にバスで1時間ほどかけて宇奈月へ移動。
宇奈月は温泉地。連休中だからか人でにぎわっていました。
リハーサル後に少しだけ街歩き。
開湯90周年だそう。向こうに見えるのは。。。
そう、トロッコ電車!乗りたかった~。(1時間半くらいかけて乗るそうです。次回はぜひ乗ってみたいです!)
そしてBLUE SEALのアイスクリームを食べながら足湯に浸かれるカフェ!!!
泉質はあたりが柔らかで身体の芯から温まりました。
富山在住の桐朋出身の友人とも今回久しぶり会えて、二人でまったりアイスを食べながら入っていたら
やはりオーケストラでご一緒していたヴィオラの方がコチラに向かって歩いてくるではないですか。
どうやら温泉に浸かっていらした模様。次回は私たちも行こうね、と約束。
モーツァルトの作品だけの演奏会。
会場は暖かい雰囲気で、演奏が終わった後たくさんの拍手をいただきました。
うれしいな~と思ってふと最前列をみたら地元の方らしきおじさまが満面の笑顔!
それをみて本当にうれしくて。こうやって音楽をいろいろな場所で届けられる幸せを感じました!
今週はいよいよクラリネット五重奏のコンサートにむけてリハーサルが集中しています!
新潟のみなさまにいいエネルギーを届けられるよう、こちらも体調を整えつつ音楽からエネルギーチャージしてまいります!
- http://shizuka-inoue.com/blog/?id=927